雑穀の食べ方を教えてください。

雑穀を炊く前に・・・
雑穀は炊く前にごみやヌカを洗い流してください。また適度に水分を吸わせることで、より美味しく炊くことができます。
雑穀をボウルに入れ、水を注いでかき混ぜ、浮いてくるゴミを流しながら洗います。１５分〜３０分ほど水に浸けてから（たかきび、はと麦は一晩）ザルにあげて水を切ります。（アマランサスなど細かい粒は、大きめの茶こしか、キッチンペーパーまたはガーゼをザルに広げて洗ってください。）

※雑穀の中に小さな虫が入っている場合がございますが、水で軽く洗うと浮いてきますので、取り除いていただければ問題ありません。

白米に混ぜて炊く
雑穀のいちばん簡単な料理方法は白米に混ぜて炊く方法です。最初は５％程度混ぜるところから始めてみましょう。一割程度なら、特に雑穀の分は気にせず、いつもどおりに水加減して炊くだけ。

雑穀だけを炊く方法
電子レンジを使って炊くと簡単です。洗った雑穀１カップ、水１・２カップをレンジ用の容器に入れ、ラップをかけてレンジの強で１０分加熱し、そのまま１０分蒸らします。最後に大きく混ぜてできあがり。

お菓子作りに
クッキーやお菓子づくりにも、炊きあがって冷ましたものを利用すると失敗なくできます。また、炊きあがったものを冷凍保存しておくと、少量ずつ使いたいときに大変便利です。
雑穀によっては、少し土臭く多少の苦みを感じるものがあります。
ですのでそういった種類のものは、味を楽しむよりも、トッピングや和え物として、魚卵のような食感を楽しむように料理すると美味しくいただけます。

産地は？　農薬は使用していますか？

赤いほっぺの会の雑穀はすべて岩手県産です。

雑穀は有機質の肥料で栽培しています。

雑穀は気候条件があまり良くないところでも育ち、病害虫にも強い性質ですので、栽培中に農薬の使用はしておりません。

雑穀の種は販売していますか？

赤いほっぺの会では種の販売はしておりませんが、いなきび、たかきび、はと麦、餅あわなど、雑穀の原料（※畑に蒔くと発芽します）を1kgからお分けしております。

種類と希望量を記載のうえ、までお気軽にお問い合わせください。ただしお取り寄せとなるため、１週間程度お時間を頂戴する場合がございます。

なお、アマランサス、じゅうねは（選別器にかけてありますので多少発芽状況が悪いかもしれませんが）、畑に蒔きますと発芽します。東北は5月の連休あたりが、雑穀の原料を蒔く時期です。

アマランサスの白と赤の違いを詳しく教えて頂けないでしょうか。

アマランサスは種類がとても多く、植えた土地によってもいろいろと変化するそうです。
赤と白にも色がたくさんあります。黒に近い赤やレンガ色のような赤もあります。色が濃いほど鉄分は多いそうですが、食感については変わりはありません。
ミネラルについてはその土地がどのぐらいのミネラルを含んだ土地かによって変わってくると思います。
食物は植えられた土地の成分（ＰＨや肥料分のかたより）でかなり変化すると思います。買っていただくときにも、同じものが入手できないときもあります。栄養分についても同じだと思います。

たかきびハンバーグの作り方を教えてください。

たかきびは、ミートソース、麻婆豆腐、そぼろ、ロールキャベツ、ハンバーグなど、あらゆる挽き肉料理に活用できます。
野菜をたっぷり入れ、油と塩を多めに入れるのがコツです。

たかきびハンバーグの下準備

1. たかきびは洗って、一晩水につけておきます。
   ＊他の雑穀と比べると大きめの実で硬いので、必ず水につけてから炊いてください。
   
   
2. １．でつけておいたたかきびを炊飯器で炊きます。（炊くときの水加減は白米を炊くときを目安としてください。）
   
   
3. 炊き上がったたかきびを荒つぶしにします。
   
   
4. お好みの具を混ぜて形を整え、あとはハンバーグを作る手順と同じになります。
   
   つなぎとして「パン粉」「卵」をお使いいただくとより美味しくいただけますのでオススメです。